PICA西湖コテージ半額でドカ雪フェスタ20170110

コショウ

2017年03月06日 20:58

201701。
長男4年、次男年中の終わり。
あと2年ぐらいはキャンプ楽しめる予定でした。
次男が少し手離れしてきたので、本来異動のある職場である旦那に言いました。

今の職場しんどかったら異動願い出してもいいよ?
私、保育園送ってってもいいし。

そしたら速攻まんまと異動になりました。

大阪に!!!!!


というわけで異動初月の1月。
ど頭3連休に初売りコテージ半額のPICA西湖に行ってまいりました。

旦那は大阪勤務とは言えど、3月までは週末に帰ってこれるので、行けるうちにキャンプ行くぞってことで、長男のサッカー朝練終わりに出撃
ただし二泊はニャンコが心配だから一泊ね

高速を走る走るうちに空にはチラつく白い物。
いやいや、まさかそんな。
そう思っているうちにどんどん雪は強くなり

スノースポーツもしなければ、車も週末のレジャーでしか使わず、寒い地方は普段避けてキャンプしている我が家なので、スノータイヤなんて持っていません(そして我が家をご存知の方ならわかると思いますが、スノータイヤを買ったところで変えること自体を忘れること間違いなし)。

それがあなた、寒い地方に向かっている自分に気づく!
初売りってワードに浮かれ、更には中でも一番安い西湖をセレクトした自分を心の中でフルボッコします。

…一応チェーンは持ってきてるんですよ?
でもちゃんとつけられるかどうか…
だってつけたの一年前の一回だけ。
そういやあの時も初売りの西湖で苦労したっけ…いい加減学べ!私!

高速を降りたらそれはもうあたり一面真っ白なので、ビクビクしながら大きなスーパーへ。
駐車場でチェーンをつける算段です。

きっと、すんなりつけれないに違いない。

手伝うどころか、辛い景色を見続ける精神力がない私は、「時間がないから、私はスーパーで買い物してくる。その間にチェーンつけといてね。」と旦那に言い残して、スタコラサッサと逃げました(引用:森のくまさん)

スーパーでいつもより長めに時間を潰し、車に戻ってみたら…
なんということでしょう!
チェーンがすんなり着いています!

(引用:劇的ビフォーアフター)

更には旦那はスーパーでの買い物した食料を車に積むのを手伝ってくれたので、旦那へのひどい罪悪感に苛まれ、その後しばらく目を見て話せませんでした。

神様、私は卑しい人間です。
罰をお与えください。
ちなみにこの後、もれなく罰が下ります。

そんなこんなでやっとこさキャンプ場へGO
「わー、雪すごーい!どんどん降ってるよ〜♫」なんて子供に話しかけ、雪を楽しみながらのドライブ

ところが道を間違え。
大きな国道を走っていたはずが、どんどん細い道へ。
車の轍もなくなり、ザクザクと積もった雪を潰しながら進む始末。
下り坂のカーブをスピードができないようにブレーキを踏んだ時。

車がくるくると2回転。
もちろん私は大絶叫!ギャー!ギャー!シヌー!

…車は2回転して奇跡的に何にもぶつからず、ゆっくりと停止。
なんでか知らんが運転している旦那も子供たちも冷静。
とにかくうるさいとお叱りを受ける。

うん?この状況で叫ばない方がおかしいと思うんだけど?
男女の差かしら?
男の子二人の家族なので、大抵のことを男女の差で処理する癖がついてしまいました。

その後もギャーギャーいいながら国道に戻り、のろのろと後ろに列を作りながら進む。
迷惑だけど、迷惑なんだけど、とにかく事故を避ける。
それだけを念頭に、慣れてない雪道を・・・。

もうお得感にひかれて初売りは買わない。
雪道に慣れていない我が家には無理。
来年にうっかり忘れてまた同じことしない。
そんなことを固く心に誓いながら、命からがらついたころにはこんなに積もって。。。


子ども達は「わ~!雪だ!」「雪合戦しよう!」などと戯れているが、
木に積もった雪もさながら樹氷のようで大変美しい景色だが、
私の頭から離れないのは、「果たして明日、生きて帰れるのだろうか。」



今回はコテージ泊で設営もいらないし、コテージ内はぬくぬくのウキウキウォッチングだし、
シンシンと降り積もる雪…ってどんだけふるんじゃーい!
結局、雪は深夜まで降り続きました。。。


長男作の渾身の雪だるま 命名:雪男

明日もくるくるしたらどうしよう!そんな不安が頭から離れず、不安になってキャンプ友達ならぬゲーム友達になっている星ドラ友の会のメンバー(ヤマタネ、かつむし、でんたろう)に聞いてみると、みんな結構若い頃にくるくるしたことがあるとのこと。
ヤマタネが発した「人はくるくるして大人になるんですよ」は、私の中でもはや名言となり、なんだか成長した気になって明日のことも少し気にならなくなったのでした。

そんな頃、同じキャンプ場に前日から入っていたIG友達の@lulu_0121さんが遊びに来てくれました。
luluさんはもちろん男の子2人兄弟のご家族をお持ちで、なんだか家も近そうだし、ずっと気になっていた方でした。
偶然同じところに居合わせたので、是非ともお話ししたいと思っていたところ。
(luluさんの盛り上がり世代まっしぐらの眩しく輝いているブログはこちら

わざわざ雪の中を迷いながら探しに来てくださり、お話していると長男同士にかなりニッチな共通項がありビックリ!
子どもの個人情報なので多くは語りませんが、ほんとーにビックリ&うれしかった!
今までキャンプ友達で初めて分かり合えた部分があったのでした!
ぜひ子供たちを会せてみたいということで、夕食後に今度はluluさんのコテージに遊びに行くことをお約束。

夕食はもはや何を食べたのか、
最近では昨日食べたものも覚えていないぐらいなので、
2か月も前に食べたもの覚えているわけないじゃない。
なのでまったく覚えていませんが、そそくさとluluさんのコテージにお邪魔したのでした。

私の中で、キャンプで出会うお友達の条件は長男がすんなり仲良くなれるか、なんだけど。
今回は共通項もあったので、なおさら合わせてみたかったわけで。
ちょっとお邪魔して親子ともに話してみるだけ、って思ってたのに、
気づかい上手なluluさんご夫婦のおかげで居心地のよい空気と、暖かいたき火に時を忘れ
(子供は優しくDSの妖怪をくれまくるご長男と、暖かいコテージの暖房に時を忘れ)
私にしては非常に珍しく、2時間ぐらい座り込んでお話させていただきました。



すっかり長居してしまい、帰り道は激さむの中、きれいな樹氷の中を進むわけなんだけど、
結構な頻度で木に溜まった雪がトラップのごとくずざーっと頭上に落ちてくる。
うまいこと人が通るところに落ちてくるだけでなく、落ちた瞬間に風がふいて氷の結晶が肌に突き刺さる感じ。
聖闘士星矢世代の私としては、ダイヤモンドダストォォーーッ!とペガサス氷河を思い浮かべて帰り、この日は就寝。




2日目

雪もやみ、朝から青空のいい天気。


昨夜は大人になり切れず、雪が不安で、かつ暑いのか次男がうなされて快い眠りではありませんでしたが、きれいな青空に癒されます。
ふとコテージ脇から陰の気配を感じ、目をやると…



はっ!!!





雪男とは短い付き合いでした。
そういや以前もこの季節の西湖で、一夜を共にした照子を失ったことを思い出しました。



あの壊れかけの照子(完全に壊れているジャグ)をカウプレで応募してヤマタネはかなり気が違っていたな。
そういやあの人、照子どうしたんだろう?とぼんやり思いを馳せました。



例によって朝ご飯は一切覚えていませんが、なんか食べて子供たちは雪遊び。
雪遊びしちゃ、たき火で凍えた手を暖めて、の繰り返し。
平和な時を過ごしました。



やっぱり帰り道と次男の咳が気になるので、速攻で撤収し、luluさんとこにご挨拶。
luluさんちは撤収真っ盛りでしたが、まんまと車が雪にはまっていました。
これを避けるためにわざわざ管理棟近くまで車を移動させていたのにアレー?っという突っ込みはまだ初めましてなので心の中にしまい、旦那と二人で脱出のお手伝い。
珍しく人の役に立ちました。
またどこかでの再会を誓い、お先に失礼しました。

帰りはくるくるが怖いので、チェーンしたまま高速に。
高速は雪が全くなく、今度はガコンガコン揺れてタイヤがパンクしたんでは?という恐怖に苛まれながら、止まれる場所がなく談合坂まで。
チェーンの着脱場ってインター直前にないもんですかね?
世間はスタッドレスが当たり前なので、マイノリティーは何かしらの恐怖に怯えるしかないという民主主義を痛感したキャンプとなりました。

luluさん大変お世話になりました。
長居しちゃってご家族の時間をお邪魔してからごめんなさい。
我が家は全員楽しませていただいたので、よかったらまたご一緒してくださいね~。




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